家の片付けを始めると、読み終えた本、着なくなった服、使っていないバッグや家電など、いろいろな物が一度に出てきます。
店に持ち込む時間が取れない方にとって、箱に詰めて送るだけの宅配買取は便利な方法ですが、サービスの数が多く、どこに送ればいいのか迷いやすいのも事実です。
この記事では、宅配買取の「総合型」と「専門型」の違い、比べるときの4つのポイント、そして代表的なサービスの条件を公式サイトで確かめた内容をもとにまとめました。
どれか1社を勧めるのではなく、手元にある品物とご自身の状況に合う選び方を見つけるための材料としてお使いください。

宅配買取の種類と違い

宅配買取は、大きく分けて「いろいろな品物をまとめて送れる総合型」と「特定の品物に絞った専門型」があります。
片付けで出てきた物の種類が多いか、少数でも価値のある物があるかで、向いている型が変わります。

種類向いている人気をつけること
総合型本・服・家電・小物などをまとめて一度に手放したい人品物ごとの扱いの細かさは専門型と差が出ることがあります
専門型(ブランド・貴金属など)ブランドバッグや時計、ジュエリーなどを納得して手放したい人対象外の品物は送れないため、仕分けが必要です
専門型(本・メディアなど)本棚やゲーム、CD・DVDをまとめて整理したい人1点ごとの金額は小さくなりやすく、量で考えるサービスです

総合型でも、受け付けていない品目や、送れる箱の大きさに決まりがあります。
まずは手元の物を「本・メディア」「服」「ブランド品・貴金属」「家電」のようにおおまかに分けてみると、どこに送るかを決めやすくなります。

宅配買取の選び方|比べる4つのポイント

宅配買取の選び方|比べる4つのポイントのイメージ写真

1. 送りたい品物を受け付けているか

最初に確かめたいのは、手元の品物がそのサービスの買取対象に入っているかどうかです。
同じ「服」でも、ブランド服だけを受け付けるところ、ノーブランドも受け付けるところがあります。
対象外の物を送ると、返送の送料が自分の負担になったり、処分されたりすることがあるので、申し込む前に対象品目のページを確かめておくと安心です。

2. 箱の用意と送り方

宅配買取の手間は、箱を用意して送り出すところに集まります。
無料の段ボール(宅配キット)を送ってもらえるか、自宅まで集荷に来てもらえるか、コンビニなどから送れるかは、サービスごとに違います。
家にちょうどよい段ボールがない方や、外出しにくい方は、この点を先に比べておくと負担が少なくなります。

3. 査定額に納得できないときの扱い

宅配買取では、査定の金額を見てから売るかどうかを決められるサービスが多くあります。
ただし、断って品物を返してもらうときの送料を誰が負担するかは、サービスによって違います。
「キャンセルしたときの返送料が無料かどうか」は、申し込む前に確かめておきたいポイントです。

4. 本人確認と年齢の条件

古物の買取では、法律にもとづいて本人確認が行われます。
運転免許証やマイナンバーカードなどの画像をアップロードする方法が多く、申込みの住所と書類の住所が同じであることが求められます。
年齢の条件もサービスごとに決まっているので、引っ越し直後で住所の変更が済んでいない方や、ご家族の物を代わりに売る方は、先に条件を確かめておくと手続きが止まりにくくなります。

ポイント

申し込む前に、手元の品物を写真に撮っておくと、届いた後の査定結果と照らし合わせやすくなります。ブランド品は、付属品(箱・保証書・保存袋など)があれば一緒にまとめておきます。

宅配買取のサービスを比較

ここでは、品物の種類で選びやすいように、総合型と専門型の代表的なサービスを紹介します。内容は2026年10月時点・公式サイトより確かめたものです。最新の条件は各公式サイトでご確認ください。

ブックオフ公式宅配買取

本・コミック・CD・DVD・ゲームに加えて、ブランド品や家電、楽器、アウトドア用品など、幅広い品物を受け付けている公式の宅配買取です。
Webで申し込むと、指定した日に自宅まで集荷に来てもらえるほか、郵便局やコンビニなどから送ることもできます。送料と手数料は無料と案内されています。
査定の結果を確かめずに買取を進める「かんたん承認」と、結果を見て承認するか断るかを選べる「あんしん返送」から選びます。あんしん返送で断った場合の返送料は利用者の負担と規約に書かれているので、この点は申し込む前に確かめておきましょう。
本・メディアを中心に、ほかの物も少し混ぜて一度に片付けたい方に向いています。18歳未満は利用できません。

ネットオフ(ブランド&総合買取コース)

ブランドのバッグや財布、時計、洋服、ジュエリー、金・プラチナ、デジタル家電、スマホ、楽器などをまとめて送れるコースです。
無料の宅配キットを送ってもらえ、自宅での集荷かコンビニへの持ち込みで送れます。送料・査定料・キャンセル時の返送料は無料と案内されています(買取できない商品は利用者の送料負担で返送されることがあります)。
査定額に納得できないときは、品物を全部返送してもらえます。キズやシミがある物も買取の対象とされています。
段ボールの用意から任せたい方や、ブランド品と家電などを一緒に整理したい方に向いています。本やゲームは別のコースになり、同時に申し込むときは箱を分けます。

エコリング 宅配買取

バッグ・時計・洋服・靴などを、ハイブランドからノーブランドまで受け付けている宅配買取です。
無料の宅配キットを取り寄せる方法と、キットを待たずに集荷を予約する方法があり、自宅の段ボールも使えます。送料・査定料・キャンセル料は無料と案内されています(買取できない品物の返送は利用者の負担)。
査定額に納得できないときは、エコリングの送料負担で返送されます。本人確認は取引のたびに行われ、18歳未満とは取引しないと規約に書かれています。
ブランド物とノーブランドの服や小物が混ざっていて、分けるのが大変な方に向いています。

コメ兵 宅配買取

宝石・貴金属、時計、ブランドバッグや財布、服、着物、カメラ、楽器などを受け付けている宅配買取です。ファストファッションとノーブランドの服は対象外です。
無料の宅配キットを取り寄せるか自宅の箱を使い、自宅のほかコンビニなどから着払いで送れます。送料・査定料・手数料・キャンセル時の返送料は無料と案内されています(対象外の品物の返送などは利用者の負担になることがあります)。
査定の結果はメールで届き、買取か返却かを選べます。承諾した後は返却やキャンセルができないので、金額をよく確かめてから決めましょう。
ブランド品や貴金属、時計など、価値のある物を納得して手放したい方に向いています。利用は20歳以上です。

目的別の選び方

  • 本やゲームが中心なら:本・メディアを主に扱うサービスに、まとめて送るのが手間の少ない方法です。本の選び方は本の宅配買取の記事でも詳しくまとめています
  • 段ボールの用意から任せたいなら:無料の宅配キットがあり、キャンセル時の返送料も無料のサービスが向いています
  • ブランドもノーブランドも混ざっているなら:ノーブランドの服や小物も受け付けているかを確かめて選びます
  • 価値のある物を納得して手放したいなら:ブランド品や貴金属を専門に扱うサービスで、査定の結果を見てから決められるところを選びます

品物の種類が多いときは、1社にまとめず「ブランド品は専門型、ほかは総合型」のように分けて送る方法もあります。

申し込む前の注意点

申し込む前の注意点のイメージ写真

注意

  • 対象外の品物:送れない物や買取できない物は、返送料が自分の負担になったり、処分されたりすることがあります
  • 返送料の負担:査定額に納得できず断ったときの返送料が無料かどうかは、サービスやコースによって違います
  • 承認の期限:査定の連絡に一定の期間返事をしないと、承認したものとみなされるサービスがあります。連絡が届くメールアドレスを確かめておきます
  • 本人確認の書類:申込みの住所と書類の住所が違うと取引できないことがあります

注意

買取の条件や受け付ける品目は変わることがあります。この記事の内容は2026年10月時点で公式サイトに書かれていた内容です。申し込む前に、最新の条件を公式サイトでご確認ください。

よくある質問

1つの箱に、本と服とブランド品を一緒に入れてもいいですか?

受け付ける品目が広いサービスなら一緒に送れる場合がありますが、コースごとに箱を分けるように決められていることもあります。申し込むときに、どのコースで何を送るのかを確かめてください。

値段がつかなかった物はどうなりますか?

サービスによって、処分されるもの、返却か引取りかを選べるもの、返送料を負担して返してもらうものがあります。手元に戻したい物がある場合は、申し込む前に扱いを確かめておくと安心です。

家族の物を代わりに売ってもいいですか?

宅配買取では、申し込んだ本人の名義で本人確認と振込が行われます。ご家族の物を手放すときは、持ち主の方に了承を得たうえで、持ち主ご本人が申し込む形にするのが安全です。

箱に入れるときに気をつけることはありますか?

割れ物や家電はタオルや緩衝材で包み、箱の中で動かないようにします。服はたたんで入れ、ブランド品は付属品と一緒にまとめておくと、査定のときに確かめてもらいやすくなります。

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まとめ

この記事のポイント

  • 片付けで出てきた物の種類が多いなら総合型、価値のある物は専門型と、品物で型を選ぶ
  • 対象の品目、箱と送り方、キャンセル時の返送料、本人確認と年齢の条件の4つを比べる
  • 査定の結果を見てから決められるか、断ったときの返送料が無料かは、申し込む前に確かめる
  • 迷ったら、品物を「本・メディア」「服」「ブランド品」「家電」に分けてから、送り先を決める